とーぉーきょ~~~~♪
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えのますこはちょっとエスッ気がある話だったので、
こっこさんのブラックなお歌を聴いてテンション上げてました。
さてお次はミユエノかぁ、と思って、
BGMによかろうかと聴いてみたのがピチカート。
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益田くんに
「モナムール東京」を唄って欲しいな~という話。
まぁ聴いていただけたらわかるんですが、
失恋しちゃってめっちゃネガティブな歌なんだけど、
メロディもマキさんの歌い方もポップでね。最初の台詞なんてギャグだ。
益田くんなら歌い上げてくれると思うんだよな。
というわけで、
(あえて)益田子に、歌わせてみた。
「もなむーぅるーーーーとぉきょーーーーーーーー♪」
まるで名のある演歌歌手のようにマイクを掲げたポーズで、益田は歌い上げた。
和寅はそんな益田を横目に見てはいるが、正直それどころではなかった。正面に座る、カラオケマイクを今にも握りつぶしそうな面相の主から、まったく目が離せない。
「せ、先生?あのお、ただのカラオケなんですから、ね?」
そんなフォローを入れてみても榎木津は口をへの字にしたままである。主の不機嫌の元凶である益田は、未だ唄いきった余韻にひたっているのかマイクを離そうとしない。
榎木津のつり上がった目が、ぎょろりと益田を捉えた。
その瞬間に狭い部屋を揺らしたのは、マイクでさらに拡張された探偵の怒鳴り声。
「そこに直れ愚か者!!!!」
「うわぁっっ!?」
榎木津の高そうな革靴の裏が益田を文字通り蹴り飛ばした。不意打ちの蹴りに、益田はマイクのノイズとともにソファから転げ落ちた。
「な、何するんですかぁ!?」
「煩い下僕の癖にっ!何だか気に食わないじゃないか今の歌!!」
「えええ歌ぁ!?」
床に倒れながらも踏んづけられる益田と、大人気ない理由で恋人を踏んづけている榎木津というとんでもない空間の中、和寅は冷ややかに一瞥すると、やがて選曲本のページを捲った。
結局は痴話喧嘩なのである。
「もぉいちいち踏んづけないでくださいよぉ!」
「僕に踏んづけられるお前が悪い」
「・・・ベッドじゃ絶対こんなことしないくせに」
「ああ!?」
「和寅さぁん!聞ーてくださいよこの人ひと前じゃあこんなんですけどね、夜はすっごすっごぃ優、ぐぇっ」
「・・・んのバカカマオロカ!恥知らず!!」
喉に思い切り榎木津の腕が入っている益田のタップを聴くことなく、和寅は流れてきた中/島/みゆきに耳を傾けた。
***
時にはどこまでも卑屈に、時にはどこまでもどこまでも調子に乗る、それが益田くん。
そして、女子の強さで榎木津さんに対してちょっと強気に。そして絞められる。それが益田子。
絞められるべきは私だというのはわかっているんですよ。わかっているんです。
書いてみたら、結構自分のえのますこ観がはっきりした感じが。
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すべて私が悪いので、「もなむーる」はもしよければ聴いてみてね。カキーンと開き直った悲恋ソング。
ちなみに真剣に好きなのは「華麗なる招待」。「大都会交響曲」も好きさ。
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なんかいろいろと夜中にすみません(_ _ )
ミユエノはギャグにもシモネタにも和み系にも書けそうで迷うねー。
礼子さんはね、正面真ん中スリットのタイトスカートで脚組んで座ると思う。
美由紀くんは学ラン。着崩すかどうかは現在迷ってます。うぬ。
ほんといろいろとすみませんm(_ _ )m
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