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京極堂シリーズの二次小説(NL)を格納するブログです。
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プロフィール
HN:
行葉(yukiha)
性別:
女性
自己紹介:
はじめまして。よろしくどうぞ。

好きなもの:
谷崎、漱石、榎木津探偵とその助手、るろ剣、onepiece、POMERA、ラーメンズ、江戸サブカル、宗教学、日本酒、馬、猫、ペンギン、エレクトロニカぽいの、スピッツ。aph。
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ついったでたまに呟く140字小説です。
京極100のお題を使用しています。

90.檻
91.上手
92.姫
93.浮気
94.戦時中
95.猫
96.ほう
97.キズ
98.子供
99.血
100.好きだよ


90.檻
91.上手
92.姫
93.浮気

94.戦時中

遠い海の向こうに戦争が、人々の頭上には不安があった。しかし、恋人達にはさほど関係なくて。情熱的に求めたし、なんだか楽しかった。それなのに、私は狡くて弱くて。会いたいと、会いたかったと、当たり前の本音さえ口にできなかった。

『会えない』

一言呟いてみる。
今零した言葉に、嘘はない。

 *

戦時中の榎宏は、榎さんの猛攻でいっちゃいちゃのらっぶらぶだといいなぁと思っています。

95.猫

96.ほう

眠りと覚醒の間をたゆたう。
痛くもなく心地好くもなく、楽しくも辛くもない。
悲しいことには、少し似ている。
「外」から電車が走る音。あの世には電車で行けるのか。それなら…
転生も易いだろう。

 *

雨宮に運ばれるカナちゃん。意識は朦朧としていたのだろうけど、自分の死はわかっていたと思うの。

97.キズ

98.子供

日が昇って時間が経ってから事務所に戻り、爽やかな、それとも泥水のような疲労感を引きずって応接ソファに横になった。風呂に入りたい気もしたが、身体は拭いていたし、目覚めた時で構わない。
後悔したのは、数時間後。
薔薇の香りがする、そう言って、少女は寝ている僕を見下ろし健やかに笑った。

 *

榎+美由紀。女性の残り香を纏ったまま無垢な少女と対面するのって後ろめたいよねー、というお話。みゆっちゃん15歳くらい。

99.血
100.好きだよ

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ついったでたまに呟く140字小説です。
京極100のお題を使用しています。

60.コスプレ
61.喧嘩
62.大喜び
63.エロティック
64.横恋慕
65.必殺!
66.陰
67.学生
68.小悪魔
69.痛み
70.かま
71.接吻
72.撮りますよー。
73.傘
74.花
75.宴
76.昼寝
77.匣
78.何人?
79.赤
80.眩暈
81.休日
82.雪
83.母
84.No.1
85.闇
86.着物
87.ちょうはつ
88.酒
89.旦那


60.コスプレ
61.喧嘩
62.大喜び
63.エロティック
64.横恋慕
65.必殺!
66.陰
67.学生
68.小悪魔
69.痛み
70.かま
71.接吻
72.撮りますよー。
73.傘
74.花
75.宴
76.昼寝
77.匣
78.何人?

79.赤

闇の中はさらによく「視」える。だから、いつも寝台脇のライトを点す。
彼女の綿飴のような吐息を幾つも聞きながら、体勢を変えようと顔を上げた。そこには、
数時間前に一緒に見た夕焼け。
唐突にははっと笑う僕を、彼女は訝しげに見る。
この赤を僕も見ていたよ。
そんなことが、なんだか嬉しい。

 *

わかりづらいですが榎→美由。寝台の上ですが、事前でも最中でもどちらでもいいと思います。
榎木津さんしか知らないちょっとした幸福感とかあったっていいよねーと。

80.眩暈
81.休日
82.雪
83.母
84.No.1
85.闇
86.着物
87.ちょうはつ
88.酒
89.旦那

拍手

ついったでたまに呟く140字小説です。
京極100のお題を使用しています。

30.煙草
31.うへえ
32.病気
33.5秒前
34.泥棒
35.仕事中
36.お任せ下さい
37.片割れ
38.薔薇
39.死
40.大掃除
41.妻
42.これは妄想だ!
43.くも
44.似てる・・・
45.嫌い
46.刑事
47.がつがつ
48.習慣
49.きょうだい
50.鬱
51.4人組
52.昼下がり
53.一寸待て!
54.涙
55.月
56.彼岸
57.悪戯
58.いい人
59.狙ってます。


30.煙草
31.うへえ
32.病気
33.5秒前
34.泥棒
35.仕事中
36.お任せ下さい
37.片割れ
38.薔薇
39.死
40.大掃除

41.妻

傷つけられた夫を見ながら、妻は心が凪いでいくのを感じた。
夫に理不尽な拷問を加えたらしい警察への怒りは、もちろんある。それでも、どこか穏やかだった。
夫と二人きりの病室は、我が家のように空気が沈滞している。
「こんなになっても、まだ愛してる」
口にすると、また少し落ち着いた。

 *

宴直後の関雪。深く静かな愛情って狂気と背中合わせかもしれないよねーと思わないでもないのです。

42.これは妄想だ!
43.くも
44.似てる・・・

45.嫌い

嫌いなものは幾つもある。
嘘は好きじゃない。嘘つきは嫌いだ。
あの嘘つきの女に言った「大嫌い」はやはり嘘ではないのだけれど、
同時にまぎれもなく嘘だったから、
僕は――あの瞬間の僕は、たまらなく嫌だ。

 *

榎→宏。京極も言ってるけど、榎木津さんにとってあの台詞は辛い言葉だったと思います。嫌いな人のためにわざわざ東京→大磯まで行かないでしょ。

46.刑事
47.がつがつ
48.習慣
49.きょうだい
50.鬱
51.4人組
52.昼下がり
53.一寸待て!
54.涙
55.月
56.彼岸
57.悪戯
58.いい人
59.狙ってます。

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